2024/10/18(金) 18:30 0 6
弥彦競輪「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は18日、2日目を開催。6R二次予選Bを走った犬伏湧也に話を聞いた。
6Rから二次予選がスタート。二次予選Bは2着までしか準決へと勝ち上がれない狭き門。犬伏は7番手からのロングまくりで制し準決一番乗りを果たした。出切った吉澤純平がフカしたため車間が空いてしまったが「吸い込まれる感じではなかったけど、前で受けて別線に脚を使わせながら仕掛けられた」とほぼ狙い通りの一撃だった。
昨年は日本選手権競輪(平塚)を皮切りにオールスター競輪(西武園)、寛仁親王牌競輪(弥彦)と3度、GI決勝に乗りブレイクを果たしたが、今年は警戒網も厳しくなり、ここまで大きなヒットが出ていない。「そこは意識しています」と本人も自覚しており、そろそろ突破したいところだ。「昨年と違って力任せって走りは減っている。自分のペースじゃなくても考えながら走れている」と大舞台に慣れ、意識改革もうまくいき今は視野を広く持って走っている。
3日目、準決12Rは眞杉匠、古性優作、松井宏佑との4分戦と強烈に濃いメンバーとなったが渾身のハイパワーで自ら決勝への切符をつかむ。(netkeirin特派員)