2021/08/14(土) 19:00 0 3
ゴール寸前はマークの阿竹智史に交されたかに見えたが「タイヤ差」で押し切った。これが、うれしいGI初勝利。「自分でも抜かれたと思ったです。でもワンツーはワンツーだと分かっていたので別にいいやって思った」と無欲の先行が実った。今シリーズは4走ともすべて風を切っている。
ド迫力の先行は魅力と可能性を感じさせ、2走目の一次予選2では同県の松浦悠士と待望のワンツーを決めた。大舞台にも物怖じすることなく、ノビノビとバンクを駆け回っている。
「逃げて1着は素直に嬉しいし、自信になる。それと同時に次のGIに向けての課題がみつかります」とさらなるステップアップを目指している。
「出切るまでに脚を使っているんですね。今日は前半11秒1の後半11秒8。すんなり駆けられればもっといいタイムがでたと思う。山田(英明)さんの仕掛けに乗って切った方がすんなり駆けられた」と組み立て面はまだまだ粗削り。この辺りはビッグの上位クラスにいくと命取りとなることもあり、まだまだ場数を踏んでいくしかない。
「いい経験ができていますね。検車場にいると高校時代からテレビやCS中継の中でしか見たことがなかった色んな人がいるし勉強になる。浅井(康太)さんに気持ちの部分のアドバイスをいただいたり。他地区なのに丁寧に教えていただきました」と現場にいるだけで、ひとつひとつが新鮮に映る。21歳の好青年は目を輝かせるばかりだ。(netkeirin特派員)
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