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【立川競輪】攻めのレースで魅せた黒沢征治

2024/10/01(火) 19:00 0 4

立川競輪「東京中日スポーツ杯(FI)」は10月1日から初日を迎えた。初日の9Rを走り終えた黒沢征治に話を聞いた。

「恩田さんが後ろは心強い。自分ができることを精一杯やる」と話す黒沢征治

 7月、8月はあっせん停止により、長くレースから離れていたが9月の向日町記念から復帰。直前の岐阜記念では落車となり「ケガは擦過傷程度で問題はない」と話していたが、不安はあったようで「レースがない期間はずっと練習をしていたので、脚は問題ない。でも、長くレースを走っていなかったので、レース勘がまだまだ。しかも復帰してから相手待ちみたいになってしまっているんですよね。自分がレースを主導していく形じゃないと勝てないので。攻めるレースがしたいですね」と前検日には話していた。

 その言葉通りに初日は前受けから大西貴晃の上昇を突っ張って先行態勢。最終ホームで大西の巻き返しを内藤高裕が牽制。単騎の外田心斗も捲り上げたが、きっちり踏み直して逃げ切りゴール。これぞ『黒沢』という走りで魅せた。

 レース後はかなり疲労困憊気味の様子を見せて「バックの向かい風が強くて重たかった…」と話していたが、脚は問題無さそうだ。準決勝は12Rで特選組の恩田淳平を連れてのレースに「恩田さんが後ろは心強い。自分ができることを精一杯やる」と好気合。対戦相手は山田庸平星野洋輝。一筋縄ではいかないレースとなりそうだが、がむしゃらなパワフル先行で持ち味を発揮したい。(アオケイ・宮本記者)

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