2024/09/26(木) 10:00 0 5
青森競輪場で26日に初日を迎えた「みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII)」。お宝情報を運ぶ元競輪選手「がのさん」が今シリーズの展望と注目選手を紹介します。
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青森競輪場は山の上にあります。少し交通の便は悪いので、旅打ちのファンはレンタカーを借りた方がよいでしょう。新青森駅の開業によりこちらの駅からの方が競輪場近くなります。
参加選手も宿舎の生活は満足できますね。まず食事が上手い海の幸も普通に出てきます。もちろん大間のマグロも別料金ですが提供されています。一番は天然温泉がかけ流しで入浴できるのは全国でも別府とここだけです。
バンクは風の影響がありますので、当日バック向かいなら逃げは厳しくなります。バックはねぶたの倉庫がありますが吹き抜けになり風の向きは当日確認しましょう。基本的に並びが多いバンクですが、風が吹くとバラけることが多くなります。
とにかくファンの声援が1番多いのは地元・新山響平です。これではほかの選手も新山のレースは細かいことは出来なくなります。前回の宇都宮競輪「共同通信社杯競輪(GII)」では自動番組の一次予選は厳しい番組になり惜敗しましたが、負け戦はきっちり結果を残しました。しかも後ろの選手とワンツー決着。いつもの前を取っての突っ張りがなかったのが気がかりですが、地元青森では結果が求められるレースになります。好成績の地元バンク番組も恵まれるので3割増しで期待しましょう。
古性の欠場ににより眞杉が新山の相手になりました。
今年の前半は練習中の怪我のより出遅れましたがなんとGII連覇で一気にGP権利が近づきましたね。凄い精神力です。栃木の選手たちの中でも眞杉のスピードは桁違いの模様です。自力で75km位出るのは眞杉だけだと言っていました。この後、弥彦競輪で「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」があるのでそちらに照準を合わせていそうですが、気持ちに余裕が出来た今の状態なら間違いなく優勝候補になります。レースは何でも出来るタイプですが事故点が多くなるので、力勝負の逃げになりそうです。
記念は勝ち上がり段階では地元を有利に番組は組みます。初日、2日目までは軸になる選手を決めて楽しみましょう!