2024/09/23(月) 19:45 0 7
谷和也は準決勝でS級S班の深谷知広と対峙。伊藤旭を叩いて徐々にピッチを上げようとしたが、深谷が後方からすかさず巻き返してきて、深谷、そして深谷後位を取り切った柏野智典を受けて3番手に入った。深谷のカカリはすさまじく、このまま直線勝負に賭ければ決勝進出の可能性は大いにあったが、谷は構えることはせず2角からまくりを発動。ただ、これは不発に終わり記念決勝の舞台はお預けとなった。
「3番手に入れたし、動かなくても良い位置ではあったと思うけど、深谷さんクラスの方と一緒に走れる機会はそうそうないので。自分の力を出し切れるように力勝負を挑ませてもらいました。完敗だったけど、仕掛けていけたことは良かったと思います」
結果は9着でも、さすが近畿の先行選手という攻めの姿勢を見せた価値ある一戦だった。力を付けている谷なら、近いうちに必ずリベンジの機会がおとずれるだろう。その時にどこまでSSに迫れるのか注目だ。(netkeirin特派員)