2021/08/12(木) 18:00 0 1
2017年に111期としてデビューした戸塚涼介だが、チャレンジ戦の苦戦が続いて今期ようやく1、2班戦に昇班。前回の前橋では待望の初勝利を挙げて、勢いを付けて当地に参戦する。
戸塚の戦法は先行一本。相手が誰でも風を斬るスタイルで見ていて気持ちがいい。本人も「行ける所まで先行でやっていくつもり。今の自分にあっているので」と気持ちに迷いもない。
なぜそこまで先行にこだわるのか。「1着を取った時の達成感ですかね。もちろん捲りでも差しでも1着は嬉しいけど、逃げ切ったときの喜びは格別です」。
「それと、後ろの選手が1着を取ったときですかね。自分が逃げて後ろの選手が勝つと、レース後にいつも『ありがとう』と言ってもらえる。これが本当に嬉しいです。人間はありがとうって言われると嬉しい気持ちになりますよね」。彼の言葉からは、『先行一筋』のオタク精神と性格の良さが感じられた。
そんな戸塚は予選で坂木田雄介とぶつかる。格上を相手に逃げに迷いはなさそうだ。(アオケイ・石濱記者)
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