2024/09/14(土) 20:45 1 3
13日から千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「SUMMER・STAGE 9月 第2戦」が開催されているが、最終日の14日には12Rで決勝戦が行われた。第2戦を制した河端朋之に話を聞いてみた。(アオケイ・忍足記者)
まずは決勝戦のレースの展開について振り返ってみる。
残り3周でレースは動き出した。6番手から小西晴己が斬って先頭に立ち、ここを稲毛健太が追う。残り2周で何と河端朋之がメイチのスパートで小西晴己をブッ叩き、棚瀬義大が続いた。この後ろから中島詩音がまくり上げようとしたが、車は進まず3番手に入り直した。そのまま河端朋之が棚瀬義大と中島詩音を寄せつけず逃げ切り勝ちで48連勝を達成した。
「ちょっと長いなとは思ったけど、叩けないスピードではなかったので思い切って仕掛けた。スピードが上がって内に詰まるようなことにでもなれば終わってしまうからね。(番手に入った)棚瀬君がチラリと見えていたし、出てからはペースに入れて踏んだりやめたりを繰り返していた。最後には棚瀬君も差し込んできていたし、押し切れて良かった。(PISTは)個々の戦いなので作戦を組まれることもないし、力を出し切りさえすれば結果に繋がる。加齢によるものでタイムはそれほど良くなかったし、やっぱりタイムは出したい。まだ次のピストは決まっていないけど、呼ばれることがあったら一戦一戦頑張ります」