9月14日、宇都宮競輪場で行われた大阪・関西万博協賛 共同通信社杯競輪(GII・2日目)の二次予選A(12R)は、追い込んだ吉田拓矢(29歳・茨城=107期)が1着、番手から脚を伸ばした深谷知広(34歳・静岡=96期)が2着、逃げた北井佑季(34歳・神奈川=119期)が3着に入った。3連単は①-⑤-⑦で28,640円という配当だった。
レースはいったん
脇本雄太(35歳・
福井=94期)が先頭に立つが、打鐘で北井が一気に先行する形。深谷と2車で出切る。脇本は引いて3番手に嵌ろうとするが、外から
眞杉匠(25歳・栃木=113期)にキメられてしまう。最終バックで
清水裕友(29歳・山口=105期)が捲りを放つが、車の進みが悪く、捲り切ることができない。最後の直線に入って北井と深谷のライン決着かと思われたが、内を捌いてきた吉田が一気に脚を伸ばし、見事差し切って準決勝進出となった。