2024/09/13(金) 12:45 0 17
後ろ攻めから抑えて駆けた寺崎浩平がマイペースに持ち込んで白星発進。番手で大きく車間を切っていた山田久徳が差し損ねたのも、寺崎の踏み直しが想像を上回るものだったからだろう。
「取鳥(雄吾)君とどこからモガき合いになるかな、と想定していたけど、そうならなかったので。郡司(浩平)さんがサラ脚で中団にいたので、来たら合わせられるようにと思っていました。良いピッチでしっかり駆けられたし最後に伸びるように踏んでいけた」とレースを振り返り「3日間、宇都宮に入って500バンクの感覚をつかめたのも大きかった」と明かした。
「500バンクは年に1回か2回、走るかどうかくらいなので、バンクに入って練習できたのは感覚的にも大きかった。それに眞杉君たちと練習できたのもいい刺激になりました。あと、前回の名古屋からフレームを戻してセッティングを変えたら感じも良くなった」
寺崎の力をもってすれば、二予も好勝負は必至だが「今年は(ビッグレースで)一度も準決に上がれていない」とのこと。「今回こそ、なんとかこの壁を突破したい」と2日目の戦いに向けて集中力を高めた。(netkeirin特派員)