2Rは山賀が北井佑季の3番手から突き抜けて白星をゲット。中野慎詞の欠場により、急きょ予備から繰り上がった男が3連単、11万8310円と好配当を呼び込んだ。レース後は「皆さん、予想を外したと思いますが。エヘヘヘヘ、やりすぎの山賀です」と不敵な笑顔を浮かべ共同会見場に姿を現した。

「北井君の強さですよ。それに(佐々木)龍のスタートの早さ。僕じゃ取れなかっただろうし。自分はとにかくしゃくられないようにと気を遣っていました。バックで被ったりしたら焦ったと思うけど北井が強かった分、そんな不安もなく2センターまで外を気にせず回れた。状態？ これで悪いとか言ったら怒られる(笑)」と前2人のおかげを強調した。

　この勝利で通算397勝目となった。もしも残り3勝し完全優勝となれば、節目の400勝を達成することとなるが「そんなのあるわけないでしょ。欲どおしくないって(笑)。オレ予備からの繰り上がりですよ、おこがましい！ グフフフっ」と猛否定したが、最後までニヤニヤが止まらなかった(netkeirin特派員)