125期ナンバーワンが復帰戦を迎える。記録会でオールA評価を獲得し、競走訓練で最多の33勝を挙げた遠藤拓巳だったが、本デビュー3節目の向日町初日に落車。

「左鎖骨と肋骨の骨折でした。すぐに手術して、練習もしっかり出来ました」

　配分を1本欠場しただけでバンクに戻ってきた。

「練習の感じが悪くなかったし、自分はレース勘というかレースでの動きが課題。実戦を走りながら勉強したかった。本デビューしてからここまでは勝っても負けても出し切れずに終わっちゃう事が多かった。とにかく力を出し切って、その上で結果が付いてくれば。まずは早く優勝したいですね」

　練習仲間にはS級で活躍する石原颯がいる。身近にいる同学年が最高のお手本になっている。

「いろいろとアドバイスをしてくれるし、いつも“弱い弱い”って言われてます。早く同じ舞台に上がって、いつか一緒に走れたらいいなぁ。頑張りたいです」

　初日は発走時間が1Rの8時30分に出走。復帰初戦から力強い走りを見せてもらおう。(netkeirin特派員)