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【オールスター競輪/レース前インタビュー】ファン投票1位〜7位の選手が走る「ガールズドリーム」! 児玉碧衣、高木真備、小林優香ら

2021/08/11(水) 16:30 0 4

いわき平競輪場で行われている「オールスター競輪(GI)」は12日、3日目を迎える。11レースの「ガールズドリーム」に選出されたガールズ選手7名に話を聞いた。

児玉碧衣
児玉碧衣
「サマーナイトの前までは何を目標にしたらいいのか迷っていたが、それが終わって自分はトップで走りたいんだと気付けた。良い状態の時に比べればそれに近いとは言えないが、勝たなきゃいけない思いより、楽しくチャレンジャーとして走りたい。ここに向けて、一番は気持ちの持ち方を変えた。投票していただかないと走ることができないレースなので、全力で優勝を狙ってファンの方に恩返ししたい。いわき平は初めてビッグレースを獲ったバンクだし走りやすい。みんな強いし、自分の行きたいところでは行けないと思うが、自力で頑張りたい。サマーナイトでは悔しい3日間だったし、ここで優勝して自信を取り戻したい」。

高木真備
高木真備
「普通開催では自信を持って走れるところが、ビッグレースだとそれができなくなってしまう。セッティングは現状に満足せずにやっているが、今回は基礎練習で仕上げてきた。いつも通り調子よく走れると思う。いわき平はビッグレースを2回優勝しているし、普通開催も相性がいい。選んでいただけた事には感謝しかないし、期待に応えたい。行ける所からどんな戦法でもやっていく。感謝の気持ちを持って精一杯走ります」。

石井寛子
石井寛子
「サマーナイトが終わってからは、すぐ次の目標(今回)に向かっていた。休むことなく2回走って、ここまでもあっという間でした。いわき平は走りやすいし、直線も長いから相性が良いと思っている。いつも通り自在に感じたままに。ファンの方に選んでいただけないと走れないレースなので、感謝の気持ちを持って味わって。楽しんでもらえるようなレースをしたい」。

小林優香
小林優香
「今年は一走もしていない中、4位の投票をいただいて感謝で一杯です。オリンピックでは獲りたいものは掴めず、申し訳ない気持ちで一杯で悔いが残ります。終わってから数日しか経ってなくて自分の考えもまとまっていないし、これからじっくり考えて。オリンピックは毎年ない中で全力をぶつけていかなければいけないので、簡単に目指すとは言えない。今の自分には時間が必要です。いわき平は特別嫌な感じはないし、冷静に走りたい。ここに向けてトレーニングしたとは言えないが、5年間トレーニングした脚があるので、この環境に感謝しながら全力で頑張ります」。

石井貴子
石井貴子
「落車で怪我をして、自分の人生でも一番酷かった。2度と走れないんじゃないかと思うくらい。ここまで走ってこれた事が、恵まれていたんだなと感じました。なかなか復帰はできず、練習といえるようなことができず、リハビリを始めたのがひと月前から。良いときには程遠いです。いつもなら優勝を狙って頑張ると言えるところですけど、今回は今できる事を精一杯。ここからもう一度、競輪選手として頑張りたいし、選んでもらった事に感謝して走りたい。新しい一歩目を踏み出せるように、今できる事を精一杯頑張ります」。

荒川ひかり
荒川ひかり
「昨年も選んでもらって出られなかったし嬉しいです。中5日で練習もケアもできた。練習は取手のバンクがメインです。男子にまぜてもらって、バイクを引いてもらったりもします。練習の感じでは調子は悪くない。いわき平は3回目。落車もあってイメージは良くないが、自分では珍しい捲りの決まり手もあるので相性は悪くないと思う。強いメンバーが揃ったし取れた位置から。実力は不足しているが、選んでもらったからには頑張ります。自分はこういうところは走れないので、感謝しながら走りたい」。

太田りゆ
太田りゆ
「出走本数が少ない中で、ドリームに選んでもらって嬉しい。オリンピックはチケットを取って、自分の目で観戦しました。リザーブで入れたとかではないですよ。5年間、東京オリンピックを走るために頑張って、客席では観ないように思っていたが、力不足で悔しい気持ちもある。でも観てて自分も熱くなれたし、一緒に悔しかった。みんなが報われる訳ではなく、勝てる人はごく数人。パリを目指すと腹を括るまでには時間がかかったが、東京を観た事で腹を括れた。夢を実現できるよに頑張ります。ここまでは、午前中に自分のメニューをこなしてから観戦していたので、サマーナイトよりは良い状態です。いわき平は直線が長いし、脚質的には不利に思えるしその辺を調整して、展開の中で臨機応変に動きます。今までは優勝したいと保身もあり言えなかったが、攻めるレースで優勝できるように。ここに来る前も頑張って欲しいけど怪我しないでとかのメッセージをもらって有り難いが、安全じゃなく攻めるレースを」。

(アオケイ・市川記者)

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