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【瑞峰立山賞争奪戦予想】富山競輪場との相性抜群の藤井侑吾! S班、古性優作の安定感にも要注目。ミープロ・斉藤雅子の準決勝3レース展望 / 競輪予想・ウマい車券

2024/08/31(土) 10:00 0 1

富山競輪場で開催している「瑞峰立山賞争奪戦(GIII)」は30日に2日目が終了。ミープロの斉藤雅子が31日に行われる、準決勝3レースの注目選手を紹介します。
▶︎準決勝の予想はこちら

ミープロ・斉藤雅子の準決勝、レース展望

 netkeirinをご覧の皆さん、こんにちは! ミープロの斉藤雅子です。

 今回は富山競輪場で8月28日から開催中のG3瑞峰立山賞争奪戦の子想を担当します。8月末の開催ということで、決勝日は競輪祭の選考期間の最終日になります。

 競輪祭の選考方法は競走得点などの他に、昨年9月から今年8月までのGIIIの決勝3着以内の選手が出場できるというのが特徴です。競輪祭はグランプリ前の最後のG1、グランプリレースを走る9人が決まる、とっても大事なレースです。

 競輪祭の選考に競走得点では難しい選手にとっては、このGIIIで決勝3着に入ることが競輪祭を走る最後のチャンスになります。選考順位がボーダー付近の選手にとっても競走得点を上げたり、決勝3着以内で競輪祭出場を確定させる最後のレースになります。今回はこういったところも気にしながら、瑞峰立山賞争奪戦の予想をしていきたいと思います。

■富山バンクの特徴

 富山競輪場のバンクは333mのサンサンバンクです。くせはあまりないですが、捲りも決まりやすい33バンクになっています。

 夏場は南風が吹くと、その影響で捲りが決まりにくくなるという情報もあり、今節は台風も近づいているので、レース時の風の様子も予想材料になりそうです。放送でも脚見せのあとに風向きや風速など、バンクコンディションの紹介があるので、現地にいなくても確認できますよ。

■瑞峰立山賞争奪戦 準決勝・展望

【10R 15:20発走】

藤井侑吾

 地元、中部地区の藤井侑吾選手、山口拳矢選手、岩本和也選手の3車ラインが本線となりそうです。藤井選手はピンピンでの勝ち上がり、なんと、33バンクでの勝率は5割以上、おまけに前回の富山FIでは完全優勝もしており、富山競輪場との相性抜群! S班山口選手は最強の目標を得て、3番手、岩本選手も連れ込んでのライン決着を目指します。

 そこに割り込んでくるのは初日特選3着、二次予選では逃げる志田龍星選手をホーム8番手から捲って、番手の守澤太志選手に差されず1着と、強さを見せた菅田壱道選手。先行する中部ラインを準決勝でもひと捲りとしたいところです。

 関東ラインと近畿ラインも中部ラインを簡単に逃したくはありません。調子が良さそうなのは近畿、石塚輪太郎選手。
▶︎10Rの出走表はこちら

【11R 15:55発走】

新山響平

 新山響平選手が初日、二次予選同様、先行するでしょう。ラインの番手選手には抜かれていないけど、別線に捲られて2着となっている2日間。二次予選で捲られた南潤選手の近畿ライン、吉田拓矢選手、吉澤純平選手、杉森輝大選手と3人とも縦脚鋭い、茨城ラインが襲ってきます。

 オールスター2勝と近況好調! 一次予選、二次予選も厳しいメンバーの中、3着と確定板を逃さず、しぶとく勝ち上がってきたイケメン松本秀之介選手にも注目したいです。
▶︎11Rの出走表はこちら

【12R 16:35発走】

古性優作

 このレースの主役はS班の古性優作選手。初日の勝利者インタビューでは「オールスターの優勝は通過点」とレベルの高い発言をしていたとおり、ピンピンで勝ち上がり、安定感をみせています。

 準決勝では自力での戦いになりますが、古性選手ならどの位置からでも1着が狙えます。番手、東口善朋選手も追走バッチし、ワンツー決着が濃厚です。

 先行意欲が強いのは纐纈洸翔選手、番手の坂口晃輔選手は骨折明けのレースになり、初日、2日目のレースを見ていると、追走は問題なさそうですが、横は不安が残ります。纐纈選手の番手を奪われる可能性も。

 他地区とはいえ、西の大御所達に前を任された青野将大選手も積極的なレースが期待できます。坂井洋選手は諸橋愛選手の援護を味方につけ、古性選手より先に捲りたいところです。
▶︎12Rの出走表はこちら

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