2024/08/29(木) 14:00 0 5
今大会の開幕戦を制したのは、台風も吹き飛ばすほどのエネルギーを持つ熱きファイター内藤秀久だった。前を任せた青野将大のロングまくりをゴール寸前できっちりかわすと、やや興奮気味にレースを振り返った。
「口開けのレースだったしめちゃくちゃ緊張しました。初日の1Rというのはコンディションなどがわからないしデータが少ないので緊張するんです。青野君には(青板過ぎは)今日に限っては僕の指示通りに走ってもらって、そのあとは全部任せたんですけど、室井君が引き切る前に仕掛けてくれたしパーフェクトでしたね。3・3で青野君の仕掛けを差せたのは自信になります」
7月は奈良、青森と2場所続けて失格をしており「正直、失格がよぎることはある」と打ち明けたが、「でもレース直前になれば関係ない。“やったるで!”って気持ちになるし、これからも変わらず攻めていきたい」とグッと表情を引き締めた。2日目以降も手厚い援護で前を任せる機動型を守っていく。(netkeirin特派員)