2024/08/27(火) 22:45 0 3
初日7Rのガールズ予選1は最終HS手前で内を突いた加藤恵が先行策。後方から踏み上げた奥井迪は3番手に収まりかけたが再加速して前団をねじ伏せた。ピタリと続いた野口諭実可が最後は車を外に持ち出したが、奥井に半車身差に迫るのが精いっぱいだった。
「いや〜、奥井さんがカマすと思ってました〜。抜きたかったんですけどね〜。でも奥井さんの上がりタイムが11秒8と聞いてびっくりです。そりゃ〜抜けないわ〜って感じですね。自分も悪くないと思いますよ〜」
独特の口調で野口が振り返った。自身の上がりも奥井と同じ11秒8だったが、前が強過ぎたということだろう。「うんうん」と自分に言い聞かせるようにうなずいた。前検日には前回の地元Vで競輪祭女子王座戦の望みがつながったことを喜んでいた。
「はい、今回が最後のチャンスなので。優勝を狙っていきたいです〜」
初日は奥井の強さの前に白星を逃したが、最終日の決勝で勝てばいい。オールガールズクラシックでファイナル入りした勝負強さを2日目以降に見せてくれるはずだ。(netkeirin特派員)