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【西武園競輪】俳優業との二刀流・鈴木輝大「本業は競輪」決意語る

2021/08/09(月) 16:15 0 2

西武園競輪で10日から「KEIRINライジングスターズ」が開催される。初日を控えた鈴木輝大に話を聞いた。

113期26歳の鈴木輝大 (すずき・こうだい)

 メジャーリーガーの大谷翔平が打者と投手の二刀流で大活躍しているせいか、何かと二刀流を耳にすることが多い。知っているファンも多いが、競輪界にも「俳優業」と「競輪選手」をこなす二刀流レーサーがいる。東京113期の鈴木輝大だ。

 鈴木は現在A級1班。競走得点も88点台を持っていて、予選では本命マークが付く実力者。直近は前回を除く3場所連続で決勝進出と勢いある新鋭レーサーだ。そんな鈴木は2つの目標があるそうで一つは競輪選手としてS級に上がること。

「少しずつよくなった秘訣はシンプルに練習量だと思う。一時期よりも練習を追い込んでいるし、その結果が少しずつ出ているのかな」と話す。

 もうひとつは俳優としてもっと売れること。
「芸能活動はすごく楽しい。もっと売れて、たくさんテレビに出たいですね。芸能人はやっぱり綺麗な方が多いです」と笑顔で教えてくれた。「稽古やレッスンをしないといけないですが、競輪との両立だと難しい。今は比率でいえば7対3で競輪、俳優業ですね。レッスンを受けていないから演技は下手くそです(笑)」と弱点を告白した。

 両方でトップを目指す鈴木にとってS級昇級は通過点。
「本業は競輪です。まずはS級に上がること。競輪でも俳優業でも結果を残せるように」とさわやかイケメンらしくさらっと話してくれた。(アオケイ・石濱記者)

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