2021/08/05(木) 09:00 0 0
初日は「デビューして初めて」という消極戦に肩を落として猛省。1着を取ったとはいえ内容はよろしくなかった。気持ちを入れ直して挑んだ準決は同県の先輩である山田圭二を背負い自信の3角カマシ。4角の下りを使い一気に畳みかけた。末の粘りを欠き山田に抜かれたがワンツー決着なら納得だ。
「初日の反省もあったので距離を踏んで積極的なところを見せたかった。あのまま帰ったら父(敏・59期)に叱られる(笑)。タイミングもあれしかないというとこから行った」とレースを振り返るがマークした山田は意外だったという。「構えるのかなとも思ったら間髪入れずに行った。自分も慌ててしまったしあれで離れたら父さん(敏のこと)にオレが怒られてた」と御大を引き合いに出して笑わせた。
決勝は志田龍星と別で自力勝負となった。「初日より2日目の方が断然に良かった。養成所のときはタイムを含めてまったく歯が立ちませんでしたが、出所してからやってきたことを発揮できれば。追いつけ追い越せで連勝を阻止したい!」とガチンコ勝負で志田と真っ向勝負を演じる。(netkeirin特派員)