いずれも和歌山競輪をホームバンクとする機動型。勝ち上がりでの白星には値打ちがある。
大利は「S級を取れて上がるのが決まったのは良かったが骨折をしてしまい、そこからが長くて。不安をかかえたままS級に上がったのでどうなるかと思った。まずは結果が出たしここからです」と神妙な面持ち。
張野は「大利さんが勝ち上がっていたしものすごくプレッシャーでした。前回の地元(岸和田記念in和歌山)を走ってS級の雰囲気を知れて落ち着いて走れた。今回も師匠(中西大)が一緒でしたしね」と20歳とは思えぬほど、落ち着き払った様子だった。