2021/07/26(月) 19:05 0 2
準決勝11Rの寺崎浩平は3分戦の中団から。後方から望月一成が上がったその上を目いっぱいに叩きカマシが決まった。あとはペースに持ち込み村田雅一とワンツー。
レース後は「連戦の疲れが朝から残っていてきつかった。疲労が抜けきっていないのが…」とこぼしたが高いレベルでの悩み。残り1周は前半が10.5、後半が11.1ならば及第点、というか争覇クラスで十分に勝負できるタイムだ。最終日へ向けてますますとコンディションを上げていくはずだ。
村田雅一は初日特選で寺崎に離れていたが準決は手堅く修正。口が空く事もなくピタリと続いて車単1番人気に応えた。
「とにかく初日の失敗が頭に残っていたし緊張した。2角なんて加速がすごくて気を抜いていたら絶対に離れていたはず。あ〜参った、吐きそうやった」と初日の挽回に成功して胸を撫でおろした。
寺崎の後ろを回る時はいつも収穫があるという。
「寺崎君の後ろって自転車の確認がしやすいんです。付いているだけで自分の課題が分かるというか。もちろんGI級の脚ってこともあるけど、カカりとかが特殊だから対策を練ろうとなる」。
12Rの決勝は今節3度目の連係となる。徐々に状態を上げつつある両者のマッチレースが楽しみだ。