京都向日町競輪場の「日本名輪会カップ荒木実賞」は25日に初日を迎える。特選12Rは古性優作が人気を集めそうだ。

　古性は来月あっせんが止まるため、今回、結果にはこだわりたいはずだが…。「今回に関しては、何か難しい…。自転車の微調整とかすることはあるけど今のフレームに関してはやれることはぜんぶやれたので。それ以上にあっせんの止まる来月にやりたい事がたくさんあって、そちらが楽しみ。新フレームをどう自分のものにできるかがテーマ」と新たな方向へ気持ちは前向きだ。

　前場所の岸和田キング杯争覇戦in和歌山では準決勝で敗退。その際に「今の自分の力でGIを勝つのはムリ。もう一個、力を付けないと戦えない」と話していただけに、もうワンランクアップするためには必要な時間だと割り切っているようだ。

「GIを勝つためには自分は3つぐらいフィーバーしないと取れない。だからプラスアルファを付けたい」。完全Vを達成して、気持ちよく自粛期間に突入したい。