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【オールスター競輪】ケイリン女子部・二宮歩美の平塚GI初日潜入レポート

2024/08/13(火) 23:00 0 7

オールスター競輪(GI)」が13日、平塚競輪場で開幕しました。今回はケイリン女子部・二宮歩美部長による初日の潜入レポートをお届けします。

 都内から約1時間半。

 平塚に近づくほど、景色が開けてきて、特に今日みたいに天気がいいと青空が広がり、ところどころ海が見えてきて、ちょっとしたプチ旅行にきた気分に! そして、いざゆとりを持って13時頃に平塚駅に到着すると、すでに競輪場行の無料バスは長蛇の列! 1台では乗り切らないほどの賑わいを見ていると競輪の人気に直結している気がして嬉しい気分に。

 そしてタクシーも混んでいたので、そのまま歩いて競輪場に初めてきましたが、知らない土地を散策するのが大好きな私は一瞬で到着! 道中には謎の超超小さな直売所(笑)や昭和の匂いが心地いい年季が入った商店があったり、写真を撮っておけばよかったと思わされる光景がちらほら。そして、到着するやいなや、開会式に間に合いそうだったので、今回はしっかりバッテリーやSDカードをセットしてバンク内へ。

 生で現地にいると臨場感たっぷりだし、いかにも今から始まります感が溢れているのに、これを写真に収めようとするとセンスのない自分にがっかり(笑)。

オールスター競輪の開会式(写真:著者提供)

 そしてなによりも、前々から少しずつ、気づいてはいたのですが、開会式などの撮影をする時にカメラマンの皆様がしゃがんでいると思うのですが、この姿勢、尋常じゃないくらいに足の指の付け根が痛くて、長時間、同じ姿勢が全くキープできなくて撮影の集中力を欠く欠く(涙)。

しゃがんで撮影に集中するカメラマン(写真:著者提供)

 毎回、潜入レポートをすればするほど、カメラマンさんや記者さんと並んで仕事をするなら更に特化していかないといけないなと思いながら、あれもこれもすべてを詰め込もうとすると何もかもが中途半端になってしまいそうなのですが、、、。

 これが古性選手や松浦選手とかだったら全てを器用にこなして、更に結果まで出しちゃうんだろうなとか、すぐ競輪に当てはめて考えちゃったり。そして、だから自力自在でなんでもできる選手が好きで、自分も憧れていて、そうなりたかったことをふと急に思い出しました。

◆松浦悠士選手

すべてを器用にこなすオールラウンダー松浦悠士(写真:著者提供)

 結局、今日もドリームレースで1着をとっちゃう松浦選手は私が10年前からずっと推していた選手の一人。さすが2023年GP王! 毎回、何を質問しても必ず、実のある回答が返ってくるので本当に話していて面白いし、すべてのことに意味や狙いをしっかり持って行動しているのを感じて刺激を受けるばかり。

◆後藤大輝選手

 そして刺激と言えば、GI初登場で強い気持ちを持って先行し、ラインで上位独占していた121期の後藤大輝選手で活力注入!

初出場でGI戦ながら果敢な走りで魅せた後藤大輝(写真:著者提供)

「直前に5日間ほど宇都宮で眞杉選手や坂井選手、伊藤颯馬選手に練習つけて貰ってボコボコになったのがよかったのかも(笑)」と話していたが、かなり志田選手に警戒され、上に持っていかれていたが、それでも強い気持ちで締め込むように先行体制に入り、冷静に風を切っていった姿はGI初戦と思えない振る舞いで今後、追いかけたいルーキーの一人になりました。

◆佐々木悠葵選手

 そして前橋キャスターとして嬉しかったのは佐々木悠葵選手のGI初日初勝利! へへへ、いい写真だろ(笑)。

スタイルの幅を広げ、進化し続けている佐々木悠葵(写真:著者提供)

「初めてなんで嬉しいです。前回、別府記念2日目の反省で成田選手から最終ホームで全開でいってみたら? というアドバイスを貰って、その通りに意識してやったら結果につながった!」と、選手もみんな、いろんな反省やアドバイスを踏まえて、一つ一つ試しながら結果につなげていっているんだなと感じると、まだまだ佐々木選手には伸びしろを感じました。

 まだまだ本当は書きたいことがたくさんあるのですが、悔しいほどに限られた時間の中で自分の書きたい記事に仕上げきれない自分にもどかしさ!! 今日はこっそりカメラマン席でお世話になっているカメラマンの先輩方に話を聞いて貰って、私も色々なアドバイスをもらったので、今後、もっといい記事を掛けるように精進して行きたいと思いますので、この記事の最後の“注目しますか?”にポチリもどうぞよろしくお願い致します(笑)。

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