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【岸和田競輪】番手戦の難しさを高橋陽介が痛感

2021/07/25(日) 18:30 0 1

岸和田競輪場「日本名輪会C第11回ヤマセイ杯(FI)」が25日に初日を行った。6Rを走り2着に入った高橋陽介に話を聞いた。

長く自力選手だったが最近は番手回りも増えた高橋陽介

 長らく自力で立ち回ってきた高橋だが最近はようやく番手回りも増えた。それだけ年齢を重ねたということだ。慣れぬ位置に手を焼きながらも番手の仕事を着々とこなしている。6Rは藤根俊貴マークの2着。突っ張り、ホームから踏んだ藤根を抜けなかった。

「ファンの人から相当怒られました(苦笑)。自分から買ってくれているのに申し訳なかったですね。踏みすぎてズボっといくのが嫌だったしギリギリまで待ったつもり。それに横に振ったりして何かしら仕事がしたかった。何もせずに抜くのは嫌なので…」と自力選手の気持ちを理解する高橋らしい仕事っぷりだった。

 今後はヨコのスキルを磨いていき、経験を重ねれば「差し」の決まり手が増えていくはずだ。準決勝10Rは藤根俊貴-渡部幸訓の3番手を固める。これもまた試練だ。

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