2024/08/11(日) 09:00 0 0
初日の予選はオープニングの1レースに人気を背負って登場した。赤板では正攻法から倉田紘希のカマシを併せて突っ張り、そのまま長い距離を踏み切って堂々の1着だ。
「作戦は初手の並びで倉田君が中団にいる想定で組み立てていたんですが、黒滝さんが中団に入ってくれたのでやりやすくなりました。ちょっとペースが早くてオーバーペースになりかけましたけどね(苦笑)。京王閣は函館と違って軽く感じました。指定練習の時はバックが向かい風だったので、ちょっと引っ掛かるかなと思っていたんですが、レースでは風もなく走りやすかったですよ」と振り返る。
前検日には「暑いのは苦手なんですよ。地元でも暑いと、山の高いところの涼しいところへ逃げて練習をしているくらいなんですから。だから、昼間の開催よりもミッドで助かったという感じですね」と言って周囲を笑わせていた。
準決勝は同期で勝てば8連勝となる久田朔が相手となるが、「1番車をもらえたので、スタートを取ってまずは突っ張る感じですかね。それで久田君がどう出るかを見極めます。力では負けていないと思っているので」と言って締め括ってくれた。(アオケイ・忍足記者)