2024/08/04(日) 18:30 0 37
松戸競輪の「開設74周年記念・燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(GIII)」は4日、最終日を開催。今年3度目となるGIII優勝を飾った清水裕友に話を聞いた。(アオケイ・八角記者)
清水裕友がスタートを決めて、取鳥雄吾-清水-月森亮輔が前受け。中団に平原康多-阿部力也、新村穣-深谷知広-岩本俊介-和田健太郎の南関勢は後ろ攻めに。 赤板前に新村が上昇して突っ張る取鳥を強引に叩くと、取鳥は粘って番手勝負に出る。岩本が後退すると、打鐘目掛けて平原が一気にカマして先行態勢へ。最終2コーナーから清水がスパートし、月森も巧追しワンツー。切り替えた和田が3着となった。
「雄吾が全部やってくれたおかげ。南関勢に普通に先行されてしまえば勝負権がないし、初手で前が取れたのが全てだと思う。(新村を)突っ張り切れなくても、やれる中で全ての力を出し切って勝負するしかないと」
「前が併走になって自分は単独で3番手が取り切れたので、雄吾を迎え入れる準備はしていた。前で頑張ってくれているし、決着を見てから判断をしようと。打鐘で平原さんが来たのは分かって、後ろから岩本さんが横まで来たら対応しようと周りは見えていた。(最終2角で)後ろに月森さんがいるし、自分で仕掛けて行った。行けるなと思ったけど、終始ハイピッチで自分も消耗していたのでキツかった」
「暑さ対策として、アップから短めにしたり工夫してやって良い方に出てくれた。結果も出たので、この形でオールスターもやっていこうと思う」
「後半戦に向けては、だらけないように。すぐ、だらけるので(笑)。とにかくGIを優勝したいという気持ちは変わらない。準決勝のような組み立てではGIは通用しないし、そういった反省を活かして今後も頑張っていきたい」