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【燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯】荒井崇博が自力に転じて快勝 「先行」コメントの中川誠一郎には…

2024/08/03(土) 15:30 0 19

松戸競輪の「開設74周年記念・燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(GIII)」は3日、3日目を開催。8Rの特選に出場した荒井崇博に話を聞いた。

「次のオールスターはちょっと暴れようかね」と話す荒井崇博

 二次予選敗退となった中川誠一郎荒井崇博が3日目は同じ番組に組まれた。メンバーが発表された2日の夕方、中川はかなり「荒井さんが後ろだし…。なんて言えばいいのかな…」と長い時間をかけてコメントを考え、そして「先行」と公式コメントを出した。

 野口裕史藤井栄二が相手の三分戦だったが、中川はコメント通り、赤板から猛然とスパート。しかし煽りなどもあって仕掛けは不発に終わった。ただ荒井は最終2角から自力に転じると一気に前団をのみ込んで快勝。結果的には“九州作戦”が決まった。

「(先行のコメントは)知っていたよ(笑)。誠一郎は俺が一緒の時、たまにスイッチが入るんだよね。そんなピリッとせんでもいいのに(笑)。今日も(仕掛けが)早かったよね。でもあそこじゃない。(鐘前)2角で行っていればホームでライン3人が出切れていたはず。あそこ(赤板)じゃ距離が長いから8割くらいで踏んだんじゃないかな。あれは一番ダメなところだよ」

 盟友へのダメ出しは欠かさなかったが、中川の気持ちがうれしかったのかいつも以上にご機嫌でレースを振り返り、そして「今回の二次予選は番組的にもいろいろと厳しかったし、まだフラストレーションがたまっている。次のオールスターはちょっと暴れようかね」と不敵な笑みを浮かべた。(netkeirin特派員)

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