2024/08/02(金) 12:45 0 4
今大会の冠名にもなっている滝澤正光氏の愛弟子・伊勢崎彰大が2日目から補充で参戦してきた。
「本当は今日、師匠と場内イベントのトークショーに出演する予定だったんです。でも正直やっぱり(補充で走る)こっちの方がいいなって受けさせてもらいました(笑)」
レースは前を任せた原田亮太が果敢に先行。まくってきた平尾一晃に合わせてタテに踏み込んだが、平尾との直線勝負に敗れて惜しくも2着となった。
「走る前に亮太が『(勝利者インタビューで)トークショーさせてあげられるように頑張ります』と言ってくれたんです。だからこそ勝ちたかったんですが、平尾君に踏み負けてしまい悔しいですね。去年(の滝澤正光杯)も補充で2日目から走ったけど、張り切りすぎて落車失格していたので、今年は正規あっせんで入ったつもりで平常心で臨みました。明日(1着を取って)ファンの前でトークショーができれば最高ですね」
前期は久々にA級を経験し「改めてS級の良さを実感した。まだやれるという思いもあるし、そのためにもっと一戦一戦を大事にしなきゃと強く感じた」と気持ちを新たにした。強くなってS級に帰ってきた“イセ”が師匠の冠大会で、残り2日間も存在感を発揮する。(netkeirin特派員)