今シリーズは初日の予選を6着で敗退。2日目の一般戦回りとなり、オープニングの1Rは1番車で人気を背負った。ただ、打鐘前に3車で押さえ先行の伊早坂駿一をまくり返す事ができず7着と大敗。

　2日目のことについてふれてみると「打鐘の2センター過ぎですけど、伊早坂君には『まだ行かないよ』というような仕草を見せておいた。前を向いた瞬間に仕掛けたんだけど、バッチリのタイミングで伊早坂君に見られてしまった。仕方がないので思い切って仕掛けていったんですが、併されてしまいました」と苦笑い混じりに話す。

「(4月の)富山で落車した時に鎖骨や肋骨などをやってしまい、体の状態はベストではないんです。だけど自分なりにやれる手応えはあるんですけどね…。ただ、いい時は考えている事がすぐ体の動きに繋がるんですが、体が治り切っていないからワンテンポ伝わるのが遅くなっているのかもしれませんね。初日もいい時なら車間を切って余裕を持ってまくって行けるのに、前のペースに付いて行くだけになってしまったから。あと最近は中3日が続いているんですが、今の状態だと練習をやらないと不安になる。それで疲れが溜まっているのかもしれない。あと休むよりもレースを走って戻していく方がいいと思っているので、ガマンしつつ頑張るだけです」と説明する。(アオケイ・忍足記者)