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【オランダ王国友好杯】S班の面目保った山口拳矢「気持ちを入れ直すのが難しかった」

2024/07/27(土) 22:00 0 10

別府競輪場のナイター「開設74周年記念・オランダ王国友好杯(GIII)」は27日、3日目を開催。9Rの特選に出場した山口拳矢に話を聞いた。

「昨日も今日も感触自体は変わらないし悪くないので」と話した山口拳矢

 取手記念、松戸サマーナイトと連続優出中で近況はS班にふさわしい鋭さを見せていた山口拳矢だったが、今シリーズは二次予選でまさかの敗退。そして3日目は直前の8Rが悪天候で中止となり、9Rも発走時刻が遅れ選手紹介も一礼のみと、バタバタの中で行われたが、執念のまくり追い込みで1着をつかみ取った。

「発走時間もズレたし、まずレースがあるのかどうかもわからなかったので。集中したり気持ちを入れ直すのが難しかった。雷も鳴っていたけど、それはレースになれば(大丈夫)。ピッチがどこかで落ちると思ったので行くチャンスがあると思ったけど…。自分が踏んだら前も踏んで、だったのでキツかったし、最後の3コーナーはスリップが怖かったのもあった。その分ギリギリになってしまったかも。結果論になるけど、昨日(二予)これをやればよかったかな。でも、これ(まくり)ばかりじゃダメなのはわかっているので。昨日も今日も感触自体は変わらないし悪くないので」

 最終日の一走を終えると、次は平塚オールスターとなる。平塚といえば昨年、日本選手権を制した思い出の地。きっちり今シリーズを連勝で締めて、決戦の地へと乗り込む。(netkeirin特派員)

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