2024/07/27(土) 17:30 0 5
25年ぶりにA級落ちした金子貴志が、降級3節目でモーニング7に出走。初日特選は捲りを決めた吉川希望に、準決勝は番手に入って鋭く抜け出した佐藤竜太に続いて2着2本で決勝進出。降級後の3節は未勝利ながら全てで決勝まで勝ち進んでいる。
「キツかった。A級も厳しいですね。後輩が頑張ってくれたおかげです。なかなか1着が取れないけど、体の方は少しずつ良くなっていますよ。体幹に力が入るようになっている。どこかで1着を取れたらいいんですけどね。今の自分にとっては1周少ないA級の方がいい。S級は(誘導が退避する)残り1周でペースが急激に上がるんです。そこで脚を削られて苦しかった」
そこからは初めて参戦しているモーニングに話題が及んだ。
「ミッドナイトは走ったことがあったけど、モーニングは初めて。でも思ったよりも良かったです。自分としてはミッドナイトよりもいいかな。終わってからゆっくりリカバリーが出来るので。早く起きなきゃならないけど、その分早く寝られる。夜型なので体自体はミッドナイトの方が動くと思うけど、総合的にはモーニングを走る方がいいです。ミッドナイトは時間があり過ぎて、逆にダラダラしちゃいますね」
状態を戻している段階の金子にとっては、リカバリーする時間が大切。デイやナイター、ミッドナイト開催よりもフレッシュな状態でレースに臨めているようだ。決勝も佐藤竜太マークから、昨年4月以来の1着で久しぶりのVゲットを目指す。(netkeirin特派員)