7月25日、別府競輪場で行われたオランダ王国友好杯(GIII・初日)の初日特別選抜は、阿部将大(28歳・大分=117期)が一気の捲り差しで1着、追い込んだ武藤龍生(33歳・埼玉=98期)が2着、かまして逃げた松浦悠士(33歳・広島=98期)が3着に入った。3連単は④-⑨-①で138,090円という配当だった。
レースは
山口拳矢(28歳・
岐阜=117期)が主導権を取り番手の
浅井康太(40歳・三重=90期)と共に逃げる展開。その後ろを
古性優作(33歳・大阪=100期)と阿部が取り合う。松浦は引いて7番手。最終ホームで松浦が一気にかまして山口を叩き切り、番手の武藤と共に先頭へ。地元の阿部は引いて8番手。最終バックで各選手が捲ろうとするが、松浦のスピードが良く差は詰まらない。しかし、最終コーナー手前で8番手から阿部が一気にスパート。直線に入ると、前を行く松浦らを飲み込み見事突き抜けた。