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【大宮競輪】成清貴之「またS級の舞台に戻れるように準備はしている」

2024/07/25(木) 18:30 0 5

大宮競輪場の「デイリースポーツ賞(FI)」が26日に最終日を迎える。11RのA級決勝を走る成清貴之に話を聞いた。

「いつでも戻ってもやれるように、タテを磨いて準備しています」と話す成清貴之

 初日特選は悪天候のため中止というアクシデントはあったが、菅原裕太が中団捲るも不発となったが、鋭く伸びて1着で決勝進出を決めた。

「昨日(初日)に1本走っていない分、キツかったね。菅原君も刺激が入っていないような感じだった」とレースを振り返った。

 前回の当地は1着入着も押し上げで失格となってしまったが、その悔しさも晴らした。ただ、その時に冬期移動中に一緒に練習をしている内藤宣彦から『直前の練習で成清に勝てなかった。あいつ仕上がっているよ』とポツリと言っていたのを思い出した。その事を伝えると「あの時は仕上がっていました。斡旋停止で50日空いている間はずっと練習していましたからね。内藤さんとは冬期移動で10年くらい一緒にやらせてもらっているけど、練習でなかなか勝てなかった。前回の大宮に入る前にやっと内藤さんに勝てたんです」と教えてくれた。

「内藤さんは練習で自分に負けてもレースでは関係なく1着を取っている。内藤さんがどう思っているか分からないけど、尊敬している先輩。自分もレースで1着を取れるようにならないと、と思ったんです」と第一戦で戦っている内藤への尊敬を口にした。

「A級に落ちてすぐは流れも違ったりと苦戦したけど、やれる感覚は掴めてきた。やっぱりもう一度S級の舞台に戻りたいし、いつでも戻ってやれるように、タテを磨いて準備しています。ヨコは失格のリスクもあるし、S級に戻ったらまた必要。(A級では)タテで補えるように意識しています」とむしろ気持ちはかなり入っていた。

 今開催は南関の自力型が少なく、どうなるのかと思ったが、決勝は東日本で幸田望夢を目標に得た。好目標を得たし、今期2度目の優勝を狙う。(アオケイ・宮本記者)

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