2024/07/23(火) 16:15 0 0
直前の西武園では3日間目標不在。初日、2日目は捲りを決めての連勝。最終日に至っては前受けからそのまま先行し、後続を振り切っての完全優勝を成し遂げた「S級では追い込みでも、いざというときに自分で捲れるタテがないと…」とよく聞くが、レースを見ていて、詰まったところで迷わず仕掛けている姿には「さすが」のひと言だ。
「あっせん的にも自分で動く番組になるのかなと思っていたので、そういう感じで練習していったんです。前回は調子も良くて体も動いていました。でも、決勝はたまたま逃がされてしまったんです(苦笑)。まぁ、相手も油断をしてくれたんでしょう(苦笑)」と苦笑い。「今回も?」と記者に言われて「いや、自分は追い込みなので…」と苦笑いを浮かべる場面もあった。
初日特選は小原と柴崎淳が単騎。岡崎智哉-神田紘輔の大阪コンビ、高橋晋也-和田圭-阿部力也という並びになった。
小原は「決めずに。せっかく一番車をもらっているんですけどね」とメンバーを見るなり即決。500バンクの中でも直線が長い大宮バンクだし、前回逃げて捲ったタテ脚があれば、どんな展開でも突き抜けてしまいそうだ。地元のオールスターも来月に控えているし、そこに向けても良い流れで繋げたいところだろう。(アオケイ・宮本記者)