20日、熊本競輪場でレースが再開。平成28年熊本地震以来8年ぶりとなる熊本での開催に多くのファンが詰めかけ競輪を楽しんだ。

　初日のレース開始前にはバンク内でオープニングセレモニーが行われ、大西一史熊本市長は「多くの皆様から多大なるご支援をいただき、 本日このように熊本競輪場が8年ぶりに再開をし、より多くの皆様と喜びを共有できることを大変嬉しく思っております。これまでのご支援に対しまして、改めて厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました」と挨拶した。

　さらに2026年のGI開催へ向け、「今後は、令和8年2月にGIレース・全日本選抜競輪の開催が決定をしており、全国の皆様に熊本地震から力強く復興した熊本競輪場の姿をお届けするため、皆様方のなお一層のご支援とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。また、能登半島地震の被災地の復興を心から祈念をいたしまして、ご挨拶とさせていただきます」と述べた。

　10時40分に行われた1レースはファンからの熱気に包まれ、8年ぶりの本場開催は大きな盛り上がりを見せていた。