2021/07/18(日) 23:00 0 6
18日、函館競輪場の「第17回サマーナイトフェスティバル(GII)」は最終日11Rでガールズケイリンフェスティバル決勝が争われ、石井寛子が優勝した。レース後に喜びの声を聞いた。
石井寛子が18年の松戸大会以来、2回目のガールズケイリンフェスティバル優勝を飾った。最終バック手前で、逃げた佐藤水菜の3番手を確保。捲ってきた高木に合わせるように踏み込むと、ゴール前は大外を鋭く伸びた。ビッグレースでの優勝は意外にも19年のドリームレース以来だった。
「長かったですね。地道に練習を頑張ってきて良かった。昨年はボロボロだったけど、それがあったから今年がある。自分にとっては大事な一年でした。(後ろで)落車があった瞬間はパニックになった。自分も転びそうになったので。そこから3番手を取れて少し落ち着けたかな。最後のシーンは、これまでやってきたことを出せた。3、4番手から勝負できるように、ずっとイメトレや実戦でやってきたんです。良かった」
この優勝で今年の獲得賞金は1279万を突破。2位の児玉碧衣(977万)以下を大きく引き離してランク1位を独走。「これでグランプリもほぼ決まったと思う。このまま12月に向けて頑張っていきたいですね」。
悔しかった、苦しかった昨年を糧に、久々のビッグレースV。石井寛子の反撃はまだまだ始まったばかりだ。(netkeirin特派員)