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【サマーナイトフェスティバル】児玉碧衣が痛恨の3日間を糧に出直し宣言

2021/07/18(日) 17:00 2 14

函館競輪GII「第17回サマーナイトフェスティバル」が18日に最終日を開催した。3日間、とうとう1勝もできなかった児玉碧衣がしきりに悔しがった。

「こんなのこれまでなかった」と悔しさをにじませる児玉碧衣

“らしくない3日間”を振り返る

 らしさのない3日間だった。最終日にいたっては2角で内を潜り込み、詰まって進まぬ大失敗。辛うじて2着に踏み留まったものの、焦りによる判断ミスは明らかだった。「今日は奥井(迪)さんと先行争いをする予定でしたがそうならなかった。2角のところで行きたかったけど(太田)りゆさんが車間を切っていて、踏み出す瞬間に行く予定でしたが…。前に目標のないところから踏み上げるにはりゆさんより2キロ上げないとダメ。その時点で焦っていました」と悔やむ。

 最後までかみ合わずに3日間が終わってしまった。
「レースはずっと見えているのにタイミングだったりポイントだったりが合っていなかった。こんなのこれまでなかった。だけど、最近は自分の忘れかけていたものがあるのか気持ちがモヤモヤしていて。だから今開催で気づいたことがわかったのである意味スッキリしています。ファンの皆さんには申し訳なかったですが…。この先にやる事も明確になったので頑張るだけです」とサバサバしている。

身にしみた松浦悠士の“ジョーク”

 インタビューではつとめて明るくふるまったが、松浦悠士からのジョークが身にしみた。「松浦さんと話をしていて、ちょっと先にいた小川真太郎さんを呼んでもらおうとしたんです。そうしたら『お〜い、旧女王が呼んでるぞ〜』って言われた(笑)」。

 絶対的女王は失敗を糧にして更なる進歩を遂げる。それでなければ女王の名がすたる。「シリーズで1勝もできずに終わったのはデビューから初めて。決勝に乗れなかったことも初めて。ショックでしたよ。“ずっとトップにいたい!”と改めて思いましたもん。初日のように変な意地を張らず、脚力不足を補いたいです」と出直しを誓った。(netkeirin特派員)

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