2021/07/18(日) 07:00 3 13
函館競輪GII「第17回サマーナイトフェスティバル」が17日に2日目を終えた。12Rでまさかの4着で決勝進出を逃した児玉碧衣に話を聞いた。
「久米さんは5番手の私の横にいる意味ってあります? こないだの小倉決勝で味をしめたのかな。あれでリズムを崩されちゃって。脚自体は凄い良いんですけど、連日仕掛けるポイントがダメで、感じの良さと噛み合ってない。昨日7着だったのに、今日もオッズを見たら断然の1番人気。それに応えられなかったし、自分の競走もできてないしで悔しいというよりショック」と振り返った児玉。
少し間を置いて「初日に負けて、思ったのが自分を見つめ直す時期に来ているのかなって事。忘れかけていた事を思い出してきました。それはずっと女王とかトップとか言われ続けていたけど、自分のモチベーションを保つ目標がなくなっちゃっていた事。初日の競走も逃げちゃってましたね。先行という戦法という意味ではなく競走から逃げて、どこかで言い訳を作っていたような気がします。そういう事を考えたら、そんな自分に対して本当にショックで。帰ってからマジで練習しようと。この結果は神様がしっかりやり直せって言っているんでしょね」と記者に語るというより、自分に言い聞かせているかのように話してくれた。
ただ去り際には「競輪人生で一生に一回の大事な事だと思っているので、しっかり向き合います。その前にきっちり最終日は迷惑をかけたファンに対して1着を取って、返さないと」と最後はニッコリと児玉スマイルで締め括ってくれた。(アオケイ・渡辺記者)