PIST6でも確実に成績を上げつつある吉田晏生。競輪では直前の取手レインボーファイナルを巧みな動きから見せ場を作り3着を確保。今勢いに乗っている若手選手だ。

「今は1、2班戦の初戦となる佐世保に向けて練習をしています。主にバンクに入って乗り込んだり、ワットバイクなどをやっています。それでも1、2班戦のレースは厳しいと思うので、ジムと契約してウエイトとかも取り入れようと考えています」と話す。

　前回のPIST6では優出。表彰台は外してしまったが、4着と大きな差はないレースだった。

「前回まで自転車がちょっと自分の体に合っていない小さいフレームだった。乗りにくさはあったので、今回からひと回り大きなものに換えました。今回がぶっつけ本番なのですが、タイムトライアルで自己タイムを更新できたし、合っているんだと思います」とキッパリ。

　体にフィットした自転車なら成績上昇も間違いなしの予感。今シリーズの吉田の走りには注目したい！ (アオケイ・真島記者)