2024/07/04(木) 19:00 0 8
今のスピード競輪にマッチしている取鳥雄吾。絶好調でも、肝心な時に失敗してきた(中川誠一郎にも、同じ匂いがすると、コラムで書かれている)。それが、間違いなく脚力アップに成功し、底上げしている。負けパターンは決まっていて、ムキになっての先行争い。もしくは、叩けず、外に浮いての大敗だ。叩き切ってしまえば、末脚も良くなり、大崩れはない。
「その辺りは周りの環境が良いから、的確なアドバイスを貰っている。同県の岩津裕介さん、同級生で練習仲間の清水裕友、それに松浦悠士さんと超一流のタイトルホルダーばかり。松さんからは、強引に叩きに行くのでなく、厳しいと思ったら外で休む技術を身に付けろと言われている。そう言う細かい走りが下手だし、それが出来ないと、GIの準決勝以上では厳しいよと」
勝っても負けても、感情をムキ出しにするのが、取鳥雄吾の良さだったが、最近は大人の男に変身している。(町田洋一)