2024/06/29(土) 20:30 0 3
海外のセレブ達は慈善活動をやるのが当たり前だと言うが、地道なボランティア活動は言葉では簡単だが、なかなかやれない。大口の寄付は寄付金控除もあり税制の優遇もあるが、山崎充央がやっている地域密着の寄付活動は素晴らしい。
「今は選手会の立川の地区長をやっている。こうして競輪場があるのも地区住民の理解があるから。自分の練習グループ(大宮道場)で500円貯金箱を作り、1回レースに行く度に、500円を入れている。そうすると年間に10万円ちょっと貯まる。それを、地区の保育園に絵本や玩具をプレゼント。僕らが行くと、園児が笑顔を見せてくれるからね。丁度、立川競輪場の2センターのところが小高い山になっていて園児達の散歩コース。練習をやっていると『がんばれえ!』と声を掛けてくれるんです。その恩返しもあるので」。
選手としては昭和の匂いがプンプン。長らくS級のマーカーとして存在感があったが「ガツガツしているだけ(笑)。だけど同期の諸橋愛の勝負根性には負けるよ。特別競輪は一次予選をクリアしていないし、記念も獲っていない。FIを数回優勝しただけ。競輪場内のイベントだけでなく、外との交流も大切にしていきたいね」。(町田洋一)