2021/07/15(木) 18:45 0 1
ーー今日はラインで決まりましたね。
犬伏湧也「はい。ラインで決まった事が何よりですね。初日の反省を活かして走ることができました。ルーキーシリーズは自分だけ勝てばいいってレースでしたけど、今はラインの競走を。後ろの人を連れ込む難しさを初日に感じました。相手がいるのでこっちの都合だけで走らせてもらえない」。
ーー明日は同期対決もありますけどどう?
犬伏「そうですね。相手も強くなってくると後ろの亊ばかり考えていては勝てなくなってしまう。決勝は地元で完全優勝するって目標を達成するように走ります」。
●再度、連係することになった藤原義浩にも話を聞いてみた。
藤原「犬伏はすぐに上の世界の人になって一緒に走れなくなる。犬伏と一緒に走れたことが良い思い出になるよ。俺は付いて行ったぞってのちのち言える(笑)。それと8月7日からの高知(スピードチャンネル・スカパー杯)は犬伏と一緒の配分なんだよね。また一緒のレースになったら…」。
●対する同期の山本浩成にも話を聞いた。
山本「いよいよ犬伏さんと対戦ですね。養成所時代は全く歯が立たなかった。決勝は近畿勢3人が僕に付いてくれることになった。少しでも犬伏さんに抵抗できるように力を出し切ります!」
犬伏選手は勝ち上がりの段階でまだ『立ちこぎ』をしていない。全て後ろを気遣いシッティングから駆けている。これは相手と相当な力量差がないと出来ない事。スピードも乗せられない状態で戦ってきた。たぶん自分の力の4割くらいだと推測する。
決勝は同期を相手に少しは本気を出すはず。犬伏選手から山本選手ラインで決まりそうだ。(アオケイ・梅田記者)