2024/06/21(金) 16:30 0 8
1R1番車は、地元の若手選手などが配置されることが多い"期待枠"。後藤は1年前に特昇し、S級デビュー戦の久留米記念でその大役を果たすと、10月熊本競輪in久留米、12月別府記念、2024年3月の武雄GIIIと九州のあちこちで任されており今回で5回目。
特筆すべきは、いずれもラインの決着に貢献していることだ。「風のきつかった別府はズブズブでしたけど、3着には粘れています。少しはお客さんに貢献できているのかな、と思います」と人気を背負うなか、プレッシャーを力に変えている。
地元開催とあって並々ならぬ思いで挑むが、今シリーズは特にモチベーションが高い。「熊本GIIIはあったけど、久留米競輪の正あっせんって今回が初めてなんです。いつも、追加ばかりでした。正規あっせんだと気持ちの入り方も違うし準備ができる。だから今回はメチャクチャうれしいし頑張りたいんです」と地元愛を爆発させる。1Rは後ろに坂本健太郎-紫原政文と久留米の濃い先輩たちが鎮座する。
特に坂本とは昨年の久留米記念初日にもワンツーを決めており、気心は知れている。ここも"オール久留米"で一枚岩となってライン決着を目指す。(netkeirin特派員)