2024/06/21(金) 15:45 0 2
高橋築が悩んでいる。基本的には「自力選手」という自負があるが、ここ1、2年は半分以上が人の後ろという番組。特に「年に7、8回は走っている(笑)」地元戦(京王閣・立川)では、目標を付けてもらうことが多く、22年の京王閣記念と23年の立川記念では全て人の後ろの番組で記念決勝まで進んだ。
「自力でやっているから(点数上位の追い込み選手に先行選手の番手を)回してもらえることもあるし、いまのスタイルだからこそ恵まれるケースも多いのはわかっています」と理解はしているが「でも…。その分(前と後ろの両方のことを)考えることが増えるんですよね。(直線で)早く踏めば先行選手を沈めることになるし、だからといって残しすぎると後ろの選手にチャンスがなくなるし。なんかそういうのが…。性格なのかな(苦笑)。最近、どうすればいいのかわからなくなっています」と苦笑い。
前回の奈良GIIIは珍しく3日間自力の番組で、2日目の選抜戦こそ意地を見せてまくりを決めたが、一次予選と3日目の特選はいずれも8着と結果を残せなかった。 「ズタボロでしたね。でも、良くない原因とかはわかってきたので。諦めずにやっていくしかないです」
優しい性格が災いしている印象で、最近はスッキリしたレースができていないが、今シリーズは大事な地元戦。「なんとか特選に乗れたし、自分でやります。納得のいく走りができれば」
持ち前の明るさを取り戻すキッカケをつかみたいところだ。(netkeirin特派員)