2021/07/15(木) 10:30 0 1
伊東競輪場で行われる「ニッカン・コム杯」が14日に開幕した。2Rチャレンジ予選に出場したルーキー深瀬泰我に話を聞いた。
深瀬泰我は叔父(海野晃)と同じ道へ進もうと109期を受験するも二次試験で不合格。一度は選手になる夢を諦めて「営業職を4年間やっていた」ようだが「後輩が学校に入るのを見て、もう一度受けてみようかなって」と一念発起。119期として養成所に入り、ついにデビューへ。
本格デビュー戦は果敢に主導権を奪ったが、後位がもつれたところを単騎の佐藤康恭にまくられて2着。「ライン3車で出切りたかったけど…。流すところもなかったし難しかったです」とプロの洗礼を受けて初勝利とはならず。
それでもレース後はスッキリした表情で「デビューまで時間がかかったけど、せっかく選手になれたしこれから頑張っていきたい。脚質は地脚タイプ。今はCSCが使えないので1カ月前から伊東に入って練習させてもらっていたので、2日目からはその成果を出せれば!」と語った。
ようやくスタートラインに立った深瀬の今後の活躍に期待したい。(netkeirin特派員)