2024/06/15(土) 19:30 0 12
ここは打鐘前から飛び出した脇本雄太の独壇場で、両者は抵抗及ばず着外に終わった。悔しさの前に両者は脇本の偉大さ、力強さを再確認。大敗にもむしろサバサバとしていた。
犬伏は早めに飛び出し、脇本に力勝負を挑むも豪快に叩かれた。それでも飛び付き3番手を確保し、最終3角から仕掛けたが「並んだところで思い切り踏み直されてしまった。ちょうどスピードが合ってしまいどうにもならなかった。自分に細かい技術があればよかったです」と脚力差を痛感した。
近畿は脇本-南修二、窓場-三谷将太と2手に分かれた。前日に、脇本から「4人でまとまっては全員にチャンスが無くなる」と提案を受けた窓場は、脇本に力勝負を挑んだが打つ手なし。
「レースがすごすぎました。もうこれから、簡単に『前で頑張らせてください』と言えなくなるぐらいすごかった」と脱帽し、「自分ももっとやることをしないと。大舞台でエエ経験になりました。これからはもっと強気に攻めます」と偉大な先輩に胸を借り、大きな収穫を手にした。(netkeirin特派員)