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【高松宮記念杯競輪予想】3連覇に王手の古性か、番手戦で初タイトル狙う北井か 決勝メンバーの位置別成績をチェック /データ分析

アプリ限定 2024/06/15(土) 20:05 0 13

岸和田競輪高松宮記念杯競輪(GI)」はいよいよ16日に決勝戦を行う。発表された車番とコメントから、過去3年分のGI戦績と位置別データを分析した。
▶︎決勝の出走表

古性優作
宮記念3連覇に王手をかけた古性優作(写真提供:チャリ・ロト)

GI戦績は古性優作が圧倒

 まずは過去3年のGI決勝成績を比較してみよう。

 S班は宮記念3連覇に王手をかけた古性優作と、脇本雄太新山響平の3名が決勝に駒を進めた。GI決勝は古性が14走6Vと圧倒的な成績。次点に7走している脇本と新山が並び、戦績は脇本がリードしている。

新山脇本
決勝に進んだ新山響平(左)と脇本雄太(写真提供:チャリ・ロト)

過去3年のGI決勝成績

選手名回数勝率2連対率3連対率
南修二30%0%0%
新山響平714.3%28.6%28.6%
郡司浩平520%40%40%
小林泰正10%0%0%
脇本雄太728.6%42.9%42.9%
桑原大志00%0%0%
古性優作1442.9%50%57.1%
和田真久留00%0%0%
北井佑季10%0%100%

 小林泰正は5月の日本選手権で自身初のGI決勝に乗り、2大会連続でGI決勝に駒を進めた。直前の地元・前橋記念では完全優勝しGIII初制覇。近況の充実ぶりが光っている。

小林泰正
近況充実の小林泰正(写真提供:チャリ・ロト)

 また和田真久留は2019年の全日本選抜(別府・5着)、桑原大志は2017年の日本選手権(京王閣・2着)以来のGI決勝となるようだ。

3連覇に王手の古性か、初タイトル狙う北井か

 次に15日に発表されたコメントをもとに、各選手の位置別成績を表にまとめた。

 決勝の並びは、近畿が脇本雄太-古性優作-南修二、南関東は郡司浩平-北井佑季-和田真久留。北日本の新山響平に中国の桑原大志が付き、関東の小林泰正は単騎戦となった。

過去3年の位置別成績

選手名位置勝率2連対率3連対率
南修二3番手
以降
20%28%52%
新山響平先頭23.7%40.1%49.6%
郡司浩平先頭46.2%65.5%73.8%
小林泰正単騎20%20%20%
脇本雄太先頭64.3%76.2%77.6%
桑原大志番手19.1%37.8%51.6%
古性優作番手39%66.1%76.3%
和田真久留3番手
以降
18.2%27.3%45.5%
北井佑季番手100%100%100%

 決勝では、すでに今年のGIを制した郡司浩平の番手を回ることになった北井佑季。徹底先行で知られるだけに番手戦は少なく、過去2度しかない。しかし番手戦となったレースは2回とも1着だ。初タイトル奪取へ舞台は整ったが、このチャンスをつかむことができるか。

北井
初タイトルのチャンスが訪れた北井佑季(写真提供:チャリ・ロト)

 一方で3連覇のかかる古性優作も番手戦となる。過去3年で番手を回ったのは59回。3連対率は76.3%と申し分ないが、勝率は意外にも39%で、ラインの先頭の時と比べて若干低い(先頭でのレース数は130回、勝率は40%)。

 出場レースの格や出走数が異なるため単純に勝率で比較することはできないが、車券予想の参考になれば幸いだ。

北井古性
決勝のゆくえは…(写真提供:チャリ・ロト)

 なお、小林泰正の単騎成績は過去3年で5回。車券に絡んだのは1着を取った際の1回となっている。

 いかがだろうか? いよいよ16日、東西戦の頂点に立ちグランプリ切符を手にする選手が決まる。競輪ファンの方はもちろんのこと、初心者の方もぜひ気になる選手から車券を買ってみてほしい。

▼車券の買い方を見る

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