アプリ限定 2024/06/15(土) 20:05 0 13
まずは過去3年のGI決勝成績を比較してみよう。
S班は宮記念3連覇に王手をかけた古性優作と、脇本雄太、新山響平の3名が決勝に駒を進めた。GI決勝は古性が14走6Vと圧倒的な成績。次点に7走している脇本と新山が並び、戦績は脇本がリードしている。
過去3年のGI決勝成績
選手名 | 回数 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|
南修二 | 3 | 0% | 0% | 0% |
新山響平 | 7 | 14.3% | 28.6% | 28.6% |
郡司浩平 | 5 | 20% | 40% | 40% |
小林泰正 | 1 | 0% | 0% | 0% |
脇本雄太 | 7 | 28.6% | 42.9% | 42.9% |
桑原大志 | 0 | 0% | 0% | 0% |
古性優作 | 14 | 42.9% | 50% | 57.1% |
和田真久留 | 0 | 0% | 0% | 0% |
北井佑季 | 1 | 0% | 0% | 100% |
小林泰正は5月の日本選手権で自身初のGI決勝に乗り、2大会連続でGI決勝に駒を進めた。直前の地元・前橋記念では完全優勝しGIII初制覇。近況の充実ぶりが光っている。
また和田真久留は2019年の全日本選抜(別府・5着)、桑原大志は2017年の日本選手権(京王閣・2着)以来のGI決勝となるようだ。
次に15日に発表されたコメントをもとに、各選手の位置別成績を表にまとめた。
決勝の並びは、近畿が脇本雄太-古性優作-南修二、南関東は郡司浩平-北井佑季-和田真久留。北日本の新山響平に中国の桑原大志が付き、関東の小林泰正は単騎戦となった。
過去3年の位置別成績
選手名 | 位置 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|
南修二 | 3番手 以降 | 20% | 28% | 52% |
新山響平 | 先頭 | 23.7% | 40.1% | 49.6% |
郡司浩平 | 先頭 | 46.2% | 65.5% | 73.8% |
小林泰正 | 単騎 | 20% | 20% | 20% |
脇本雄太 | 先頭 | 64.3% | 76.2% | 77.6% |
桑原大志 | 番手 | 19.1% | 37.8% | 51.6% |
古性優作 | 番手 | 39% | 66.1% | 76.3% |
和田真久留 | 3番手 以降 | 18.2% | 27.3% | 45.5% |
北井佑季 | 番手 | 100% | 100% | 100% |
決勝では、すでに今年のGIを制した郡司浩平の番手を回ることになった北井佑季。徹底先行で知られるだけに番手戦は少なく、過去2度しかない。しかし番手戦となったレースは2回とも1着だ。初タイトル奪取へ舞台は整ったが、このチャンスをつかむことができるか。
一方で3連覇のかかる古性優作も番手戦となる。過去3年で番手を回ったのは59回。3連対率は76.3%と申し分ないが、勝率は意外にも39%で、ラインの先頭の時と比べて若干低い(先頭でのレース数は130回、勝率は40%)。
出場レースの格や出走数が異なるため単純に勝率で比較することはできないが、車券予想の参考になれば幸いだ。
なお、小林泰正の単騎成績は過去3年で5回。車券に絡んだのは1着を取った際の1回となっている。
いかがだろうか? いよいよ16日、東西戦の頂点に立ちグランプリ切符を手にする選手が決まる。競輪ファンの方はもちろんのこと、初心者の方もぜひ気になる選手から車券を買ってみてほしい。