前節の小田原で初の落車を喫した宇野紅音。中3日で迎える今節の1走目は3着だった。

「キツかった…。どうしようかな、駆けようかな、ってところで仕掛けてこられちゃって。脚も使っちゃったし、いつもなら番手に飛び付けたと思うんですけど、ちょっと遅れちゃった。落車で自転車のポジションもズレてる感じがした。1日しか練習出来なかった影響もあるのかな。とにかく走る前は不安でした」

　未体験だった落車後のレース。万全ではない状態でも3着に踏みとどまった。しかし、それでは納得いかないらしい。

「こういうとこ(パールカップの裏開催)で1着が欲しかった。力がないのに点数(直近4か月の競走得点)だけはあって…。点数ナンバーワンの開催は初めてなんです。点数を見て私から買ってくださった方もいたはず。その人たちに申し訳ないです。セッティングを修正するよりも組み立てですね。もうちょっと思い切った走りをしないと。1走して状態を掴めたのは良かった。なんとか巻き返したいですね」

　予選2は下条未悠との対戦が決まった。

「展開がわかりやすくなって初日よりも戦いやすい。頑張ります！」

　1走目とは違う走りでファンの期待に応えてもらおう。(netkeirin特派員)