2024/06/11(火) 13:30 0 2
玉野競輪場のナイター競輪「両備バス杯&CTC杯(FII)」は14日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
競走得点のトップは追加で入ったベテラン岡部芳幸。いくら震災時に、お世話になったバンクとは言え、目標次第のレースとなる。北日本の自力型は同県菊池翔、東日本のくくりでも矢口大樹ぐらいで展開の助けが必要。
中四国の機動型は自在選手の吉武信太朗と今岡徹二。吉武は安定して決勝に乗っているが、降級後の優勝はない。今岡はA級のレーススタイルに、やっと慣れたのか、前回の四日市で優勝。地区は違うが、幸田望夢が行ってくれ番手差しだった。マーク陣では吉松直人が一番点数を持っている。ダッシュタイプの和泉尚吾や増田仁も貴重な戦力。
関東は123期の荒川達郎が特別昇班して5月の岐阜でいきなり優勝。だが、前回の青森では準決で飛んでいる。ガード役は、同県の大矢将大。南関は矢口大樹に春日勇人の千葉コンビ。
地元の1班は高橋清太郎と三宅旬だが、点数的に予選スタート。まずは決勝進出がノルマだ。
チャレンジは石川航大、松田昴己、望月湧世、龍野琳太郎、枝村弘樹のV争い。123期生同士で、激しい戦いになる。競走得点のトップは石川航大だが優勝は少ない。ここ数場所、優勝が多いのは枝村弘樹。ベテラン増成富夫も超人の走りをみせ、地元の御大・谷尾佳昭は今回が引退レースになりそうだ。