4月のオールガールズクラシック最終日に逃げ切りでGI初勝利を挙げた下条未悠。その後の一般戦3節も決勝進出。9走のうち8走で最終バックを奪取した。

「だいぶバック数も増えてきた。今(直近4カ月で)18本ですか。今回も頑張ったら20に行きますね！」

　バック数に拘っているわけではない。それが下条にとって活躍への近道だからだ。

「先行した方が成績がいいし、バック数が多い方が相手にもインプットされて駆けやすくなるんです。今回も押し切れるように頑張ります」

　四日市は昨年9月の開催で太田美穂らを相手にV。それ以来の登場だ。

「悪いイメージはないですね。来年はパールカップに出られるように。それと、来年もオールガールズクラシックに出られるように頑張りたい」

　今回はGIの裏開催で、トップクラスの鎬を削ってきた先行力を見せつける絶好のシリーズとなりそうだ。(netkeirin特派員)