閉じる

【西武園競輪・ミッドナイト】無傷の宿口潤平、単騎のレースに「やるしかない! 」

2021/07/12(月) 13:00 0 1

西武園競輪場で10日からスタートした「WinTicket杯(FII)」は、準決勝戦を迎え、チャレンジ1、2班戦とも決勝への権利を巡って熾烈なレースが繰り広げられた。その中で地元無傷の勝ち上がりを見せた地元の宿口潤平に話を聞いた。

決勝、単騎戦に腹を括る宿口潤平

 レースは宿口が目標としている鈴木凉介が後方からカマしてきた増田利明を絶妙なタイミングで合わせて主導権。展開絶好に差し切って1着だった。
「増田さんが絶妙なタイミングで来たけど、鈴木君がドンピシャで合わせ切りましたね。本当に強かった。増田さんの後ろの奥原(亨)君が自分のところに降りてくる可能性があったのですが、その時はその時。堪えるつもりで構えていた」と終始流れは見えていた様子。

 一見、余裕に見える宿口だが、それでも地元と人の番手は緊張するようで「やっぱり地元だし、番手だと何かと緊張しますよ。自分で動いた初日特選よりも余裕的なものはなかった」と話す。

 注目の決勝は目標不在で単騎のレース。「こればかりは仕方ないですね。これなら自分でやるしかない」と単騎戦に腹を括るが、今の宿口には自分で活路を開くだけの力が備わりつつある。
「今まではバンクで一緒になると練習させてもらった平原(康多)さんと常に練習するようになって、練習の内容に幅ができたし、仲間も増えた。お互いに切磋琢磨するような環境が整って皆が力を付けてきている」と話してくれた。

 その練習の成果を決勝で見せて欲しい! (アオケイ・真島記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票