西武園競輪場で行われる「WinTicket杯」は12日に最終日を迎える。1Rチャレンジ一般戦に出場するルーキー中込健太に話を聞いた。
犬伏湧也、山根将太、木村皆斗らと同じ119期の期待の新人・中込健太
予選は4着、2日目の一般戦は7着と本格デビューシリーズで厳しい現実を突きつけられた。
「わかってはいたことですけど、甘くないですね…。なかなか練習の通りに力を出し切れない。何よりもペース配分がヘタクソ。2日目はバックですでにいっぱいでした。踏み上げるポイントが悪かったし…。とにかく数を走って経験を積んで、その辺の勉強もしていかないと」と反省の弁が口をつく。
それでも、恵まれた体格と素直な性格の持ち主で、伸びシロを感じさせる好素材。“競輪”を覚えていけば化ける可能性は十分にありそうで、長い目で今後の活躍を見守りたいところだ。